【手仕事】ハトメパンチ、ポンチで穴を開けてみよう
旗に穴を開けて、吊るしたい、と相方さんに依頼を受けました。旗にきれいに穴を開けるなら、ハトメにすると良いかなと思い、ハトメパンチ、ハトメ、ポンチの3点を準備しました。
今回は、ハトメで穴を開ける方法、ハトメパンチやポンチの使い方について書いてみます。
ハトメをつくるために必要なもの
必要なハトメパンチ、ポンチ、ハトメはダイソーで全て購入しましたので、432円の支出です。ハトメパンチだけ200円商品でした。他にハンマーか木槌なども必要ですが、わたしはゴムハンマーを持っているので、それを使うことにしました。
ポンチとは?
ポンチという名前の工具、あまり聞きなれない名前ですが、どういうものでしょうか?
ポンチとは、布や皮に穴を開ける器具です。工具といっても良いかもです。わたしが買ったものは、2ミリと7ミリの穴が開けれるタイプのもの。他にも種類があったけど、ハトメパンチが7ミリのものだったので、こちらを選びました。ベルトの穴開けにも使えるので、おうちに1本あっても良いかもです。
これ、手に取ると、見た目の割に重さがあります。材質は、炭素鋼というものが主に使われているようです。鋼、はがねだから重いのかな。サビ防止に油が塗ってあるということなので、素手で触らないほうが良いかもです。
裏に取扱説明が掲載されていますが、作業をするときには手袋や保護メガネを使ったほうが危険回避できます。そして、写真でクローズアップした部分。使い方ですが、状況により穴が開かない場合があるとの事。わざわざ書いてあるぐらいなので、かなりの確率で穴が開かないのかもしれません。穴を開けたいモノで、いきなり本番はやめたほうが良さそうです。
注意事項にも、多少の慣れが必要と書いてありました。
ポンチの使い方
準備するもの
ポンチ、ハンマーや木槌、厚紙、穴を開けたいモノ
また、作業台が必要です。わたしは、ベランダの地面を作業台として使いました。
初めはこんな風に、
ベランダのテーブルで作業をしようと思いました。テーブルの上に厚紙をしいて、穴を開けたい布を置き(今回は、旗です)
その上にまた厚紙を置きます。厚紙は、いらなくなった紙をとっておきました
穴あけポンチを、穴を開けたい部分にまっすぐ立てて、厚紙を揃えたまま、ポンチの頭をハンマーで叩き、厚紙と一緒に穴を開けたいモノに、穴を開けます。原始的です。
ただ、このテーブルの上で作業すると、うるさいばかりで、うまく布に穴があかず、結局、ベランダのコンクリートの上で直接叩くことにしました。
この方法では、簡単にきれいな丸い穴をつくることができました。練習よりも、下の土台がしっかりしているものの方がうまくできそうです。
ハトメパンチとは
ハトメ用に作った穴に、ハトメの玉を打ち込んで装着するものです。
ダイソーでは200円商品です。7mmの他にも種類があるようですが、わたしが出かけたダイソーには、7mmしか置いていなかったです。ハンドメイド用品コーナーにあるかな?と思っていたら、工具売り場にありました。
パッケージの裏側に、キレイなハトメを作る四つのポイントが書いてありました。
抜粋してみます。
1.ハトメをするモノに、ポンチなどで下穴を開けておく
2 .下穴を開けたところに、ハトメ玉をはめる際は表と裏に注意する
3.ハトメの上下を間違えない
4.ハトメパンチでしっかり抑え込む
です。
ハトメパンチの必需品、ハトメ玉についても書いてみます。
ハトメ玉とは
ハトメをつくるときの必需品です。これがないと穴をきれいに止めれません。
ハトメ玉もダイソーで購入しました。これだけ入って108円でした。ハトメパンチにも、ハトメ玉が入っていましたが、
6個しか入っていなかったので、余分に買っておきました。
ハトメパンチを使ってみよう
では、実際に、ハトメパンチを使ってハトメを作ります。
ハトメパンチは、パンチ部分に、針金でロックがかけられているので、ロックを外します。
これは使い終わったら、またロックするために捨てずにとっておきましょう。
ハトメパンチの上下を確認して。出っ張りがある方が下です。
ハトメ玉を
ハトメパンチの下、でっぱりにはめます。ハトメ玉も表と裏があるので、間違えないように注意。
ポンチで開けた穴に、ハトメパンチを合わせて、
えいっ!と力をいれてパンチします。
初めてにしては上出来なハトメではないでしょうか?
他の箇所も同様にして、完成です。
S字フックをハトメに通して旗を飾りました。相方さんの要望に応えられて良かった。
使い終わった、ハトメパンチとポンチは一緒にして収納することにしました。
次は、カーテンでも作ってみようかな。