【お手入れ】抜けるようになったネジを嵌める
こんばんは。わたしの両親が新婚時代に購入し、それからずっとわが家と共にずっと歴史を歩んできた、テーブルセット。
緑色ってだけですが、子供心に、大好きなシルバニアファミリーっぽいと思ってから、ずっとそう思っています。
わたしが大人になってからは、ひとり暮らしをする私と共について移動してきました。
そんなテーブルセットは、50年もの。椅子は、うちの彼が小さいときにガジガジして、ちょっと危ない感じだったり。でも、とても愛着のあるもの。
そして、二脚ある椅子の一脚の座面部分のネジが抜けてしまい、ネジとしての役割を果たさなくなってしまいました。
これがはまらなくなってしまったネジ。いわゆるバカになったって言う状態です。
こうなってしまったのは、ネジが悪いのではなく、ねじ穴が緩くなってしまった、ということがあります。
ネジを再びはめ込むために準備するものは楊枝と木工用ボンド。
ちなみに、ネジの外れた椅子は
座面がずれていました。
正しい位置はこちら。
裏返すと
こんな感じ。
では、修理を始めます。
カッティングマットで、楊枝をカットします。楊枝は幅の隙間を埋めるだけなので、長さはあまり気にしなくて良いです。楊枝のポキッと簡単に折れる頭の部分はあらかじめ折っておきます。
準備した楊枝にボンドをつけて、ねじ穴に挿します。
乾くのを待ちます。今回は隙間が大きいので、楊枝は二本使いました。
あー、やっぱりやってきたね、見学の方。
乾いたら、ネジを元に戻します。
ネジを刺すと、ねじ穴に手応えを感じます。これは、ちゃんとネジが締まりそうです。
ほら、ちゃんと刺さってる。プラスドライバーで締めていきます。
ぐりぐり締めて。
最後までねじ込みして完成。これで安心して椅子に座れます。